1・夏は軽い馬が有利と言われる理由
暑い時期は馬の負担が大きいからです。
夏の競馬では、気温が高くなることで馬の体への負担が大きくなります。人間でも暑い日に運動をすると普段より疲れやすくなりますが、馬も同じです。
特にレースでは、暑さの中で激しい運動をするため、体温が上がりやすくなります。そのため、少しでも体への負担が少ない馬のほうが、夏場のレースでは力を発揮しやすいのではないかと考えられます。
体重が軽い馬の方が運動時の負担が小さいのでは?
「では、体重が軽い馬のほうが、レース中の体への負担も小さいのでしょうか?」
「夏場は暑さによる負担も加わるため、馬体重の軽い馬のほうが有利なのではないか、と考えることができます。」
「競馬ファンの間では、『夏は軽い馬が有利』と言われることがあります。では、実際にデータを見ても、夏は軽い馬のほうが好成績を残しているのでしょうか。」
2・本当に軽い馬の成績は良いのか?
「実際に、2026年の函館記念では、1着ファウストラーゼンが458kg、2着ケリフレッドアスクが452kg、3着ピースワンデュックが454kgと、上位3頭がすべて460kgを下回る馬体重でした。この3頭は出走馬の軽い馬上位3頭です。もちろん、この1レースだけで『夏は軽い馬が有利』と断定することはできません。しかし、夏競馬における馬体重の傾向を考えるうえで、興味深い結果だったと言えるでしょう。」
先週土曜日のWIN5でも、興味深い結果がありました。WIN5対象の5レースのうち3レースで、そのレースに出走した馬の中で最も馬体重の軽い馬が勝利しています。1レース目がラベルセーヌ最軽量436kg、2レース目がテイエムアイラン最軽量414kg、4レース目がエストゥベンダ最軽量446kgでした。もちろん、わずか5レースの結果だけで「夏は軽い馬が有利」と断定することはできません。しかし、夏競馬では馬体重の軽い馬に注目してみる価値があるのではないでしょうか。